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お肉を食べて低栄養を防ぎましょう
日本人の平均寿命が世界のトップクラスになったのは、お肉をよく食べるようになったのが要因の一つです。しかし長寿になったものの、最近では高齢者の低栄養が問題になっています。低栄養状態はどうすれば防ぐことができるのでしょうか。
研究結果によると、お肉を食べると低アルブミン血症(感染症にかかりやすくなる)からの回復が期待できること、骨格筋の運動機能が向上することが明らかになりました。お肉が低栄養状態に有効なたんぱく質源になることが示されたのです。
また、活動的な高齢者は筋肉量や筋機能だけではなく、精神的に前向きな人が多いようです。研究に使用した食肉たんぱく質は、大豆たんぱく質に比べてアラギドン酸を多く含んでいました。アラキドン酸は、脳の快楽をつかさどる神経伝達物質の前躯体(合成前の物質)で、学習能力や記憶などに深く関わりがあります。これは、お肉を食べると生きるうえでのモチベーションが上がる可能を示唆しています。
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