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神尾家住宅

こんにちは、「ぶんごや」ブログ担当Nです。

国重要文化財の、神尾家は中津市山国町守実にあります。江戸時代に組頭をつとめていた旧家です。この神尾家住宅は、昭和55年3月建築当初の姿に復元されました。建築年代は、復元工事中

に柱のほぞから「明和8年夘7月(1771)の墨書きが発見されたことから、年代がはっきりしているものとしては、九州で最も古い民家といわれます。建築は、ほぼ南に面し、土間部分が

後退している為、棟が三度折れ曲がった寄棟造り茅葺で、内部は、土間と床上部からなります。土間部分は、ニワ、馬屋、かまど、流しがあり、床上部には、大広間(18畳)座敷(8畳仏壇付き)居間(8畳囲炉裏つき)納戸(5.5畳)行水場(竹床張)があります。竹材の利用が多く、大広間、居間、納戸の床は、丸竹を並べた上に粗莚を敷いています。土間部分の天井は、部屋ごとに、大きさの違う竹を張りその上に土を載せた大和天井です。建具は、仏間前面に格子窓と板土引き違い、しとみ、明かり障子、土間入口にはくぐり戸を持つ大戸を用い馬屋の前にも大戸が立つなど、用途に合わせた種類の違った建具を用いているのもめだちます。このように、多くの特徴をもつ江戸時代の本格木造建築の神尾家住宅は、当時の生活を知る上で貴重な民家と言えます。

                                                               『中津市教育委員会」

昨日管理人の、神尾さんにぶんごやの、「中津からあげ」をお土産に持参したら、大変喜ばれました。詳しい御案内有難うございました。<m(__)m>

 


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